本記事の要約
- 「Unityゲーム制作を勉強した」と言える完了基準を明確にしました。
- 勉強完了までのマイルストーンを仮設定しました。
技術猫たちのおしゃべり
うーん、うーん
どうしたんすか、荘長?玉ねぎでも食べました?
そんな危険な物、この家に置いてないよ。……そうじゃなくて、自作ゲームの件だよ。Unityの勉強、本当にオジサンとチャ坊主くんだけで進むのかな。不安だなぁ。
なーに大丈夫っすよ。ようは、Unity製のゲームが作れるようになったことをサバ先輩に示せればいいんす。で、そのゲームはChatGPTくんに作ってもらえば万事解決っす!
……なるほど、そうだね! ChatGPTくんにおんぶにだっこで行けば、何とかなるか!
そうっすよ!もう全部任せちゃって、僕らは手足として動くだけ……、おや? 先輩からメッセージっす。
『Unityの使い方は後で解説してもらいます。自分で解説できなかったら一からやり直しですので、そのつもりで』
……
……
……頑張ろっか
……はぁい
はじめに
という訳で、おはようございます、こんにちは、こんばんわ。
今回はサバトラ先輩が不在だから、オジサンことハチ荘長が解説を書いていくよ。
本記事では、『Unityを使ったシンプルなゲームの製作』を記載しているよ。
よければ見ていってくれると嬉しいな。
オジサンとチャ坊主くんが二人で勉強を進めることになった理由は、前回の『自作ゲーム制作の計画を固めよう』で確認してね。
「Unityゲーム制作を勉強した」と言える完了基準は?
けど実際のところ。Unityの勉強ってどこまでできたらゴールなんでしょ?
それについて考えたんだけどさ、さっきチャ坊主くんが言ってた事が正解なんじゃないかな
へ?ChatGPTに全部任せるってやつっすか?
いや、それはサバ先輩に却下されたから。「Unity製のゲームが作れるようになったことを示す」ってやつだよ
あー、そっちっすか。でもそれは、勉強どころか最終目標を完遂しちゃってるというか。それができたら苦労しないというか。
もちろん。ゲームを全部完成させるつもりはないよ。示すゲームはシンプルな物で良いんだよ。例えば「OPの後、ボタンを押したらEDを迎えるゲーム」とか「何も無い平面を歩くだけのゲーム」とかね。
え?でも、それはゲームとして成立してないような……。
そんなことないよ。全く面白くないゲームなだけさ。それでも、Unityの機能を使って製作したゲームであるのは間違い無いでしょ?それに、このくらいのゲームだったら、オジサンたちでも作れる気がしない?
確かにそうっすね。
まぁ、流石にさっき言った例だけでは足りないだろうけど。後はそのシンプルなゲームをどんどん増やしていけばいいだけさ。そうだね、改めてチャ坊主くんのコンセプトを見ると……
- ジャンル:アクションRPG、死にゲー
- 顧客層:大人、ハードコアゲーマー、レトロゲームファン
- コア機能:コンボベースの戦闘、キャラクターカスタマイズ
とりあえずは、RPGゲームの要素を持ったシンプルなゲームができれば、Unityの勉強は完了したと考えていいんじゃないかな?
……なるほど!「平面を歩くだけのゲーム」とそれに近い虚無ゲーを作ればいいと考えると、ちゃんと勉強が完了できる気がしてきたっす!
でしょ?ゴールが曖昧で達成困難だとやる気しないもんね。まずは、明確で手軽なゴールを設定することが物事を進める上で大事なことだよ。じゃ、改めて今回の完了基準を明記しておくね。
Unity勉強の完了基準:超シンプルなRPGゲームを作成し、そのゲームがバグなく遊べること。
バグがあるということは仕様を理解しきれていないということだから、一応バグが無いことも基準に入れたよ。
意図通りのゲームになってれば良いってことっすよね。了解したっす。
勉強完了までのマイルストーンを作ろう
さて、これで完了基準が明確になったけど、これではまだ足りないね。
さっきも言ったけど、明確で手軽なゴールを設定することが、物事を進める上で大事なんだ。この、最終ゴールに到達するために用意した、たくさんの手軽なゴールを全てひっくるめた物が、会社とかでよく使われる「マイルストーン」だよ。ほら、前回サバ先輩も言ってたやつだね。
マイルストーンってそういう物だったんすね。前回は聞き流してたっす。
ということで、次は勉強完了までのマイルストーンを作ってみたよ。
「超シンプルなRPGゲーム制作」のマイルストーン
カテゴリ | タスク | 詳細 |
---|---|---|
基本フレームワークの構築 | 1.ゲームの開始と終了 2.画面の描画 3.キャラクターの移動 | 1.ゲームのオープニング(OP)とエンディング(ED)を作成する。 2.キャラクター、マップなどを描画する。 3.プレイヤーが簡単な2Dまたは3D環境内を移動できるようにする。 |
追加機能の統合 | 1.メニュー開閉/実行 2.インベントリ 3.単純なバトルシステム | 1.ポーズ、設定変更、ゲーム終了などの基本的なメニューを作成する。 2.プレイヤーがアイテムを収集、使用できるようにする。 3.プレイヤーと敵キャラクター間の基本的な戦闘システムを実装する。 |
ゲームプレイの強化 | 1.レベルアップ 2.スキル取得/使用 3.会話発生 4.イベント発生 | 1.プレイヤーの成長システム(経験値、レベルアップ)を実装する。 2.プレイヤーがスキルを獲得し、任意に使用できるようにする。 3.NPCとの会話を実装する。 4.シンプルなクエストやストーリーをゲームに組み込む。 |
ゲームの洗練 | 1.オーディオの追加 2.エフェクトの追加 3.UI/UXの洗練 | 1.効果音や背景音楽を組み込む。 2.バトルやイベント時の視覚効果を組み込む。 3.より洗練されたUIとUXを実装する。 |
完成に向けた最終ステップ | 1.テストとデバック 2.ゲームのビルド 3.配布準備 | 1.ゲームのバグを探し、修正する。 2.ゲームをビルドし、実行ファイルを生成する。 3.他者がプレイできるようにファイル構成を整える。 |
ChatGPTくんに聞きながら作ったものだけど、何か過不足があるかもしれないから、勉強しながら適宜修正していこう。
次回記事の予定
さてと、今後やることも分かったし、今回はこんな所かな?
凄く助かったっす!僕一人じゃ、何から手を付ければいいかすら分かんなかったっす!
そう言って貰えたら、オジサンも来たかいがあったかな。じゃ、次回はこれをやろうか。
基本フレームワークの構築:1.ゲームの開始と終了。
了解っす!次回からの実作業も、この調子でよろしくお願いするっす、荘長!
えっ
え?
いや、オジサンはプログラミングできないから。実作業はチャ坊主くん頑張ってね?
あっ、そっか。やべぇっす。
……ということで、また少し不安になったけど。次回は12/4(月)に更新予定だよ。どうぞよろしくね。